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はり灸 一香堂@神楽坂の路地裏

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鍼灸でいのち磨きのお手伝いしています@神楽坂の路地裏

随想

区立図書館、あなどれない

今、図書館から借りている本です。 結構デカい!百科事典なみ。 区立図書館にこんなのがあるなんて、すごくないですか?? この前に、やはり図書館で借りた『東洋医学をさぐる 』という1973年の本で、この本の著者、芹澤勝助先生の名前を知りました。 そして…

アイシングの話題からPubMed

ねんざや打撲、骨折など怪我をしたときの応急措置は、 R:Rest(安静) I:Ice(冷却) C:Compression(圧迫) E:Elevation(挙上) が基本です。 そう、急性期(怪我をして2〜3日が目安)は冷やします。 教科書にもそう書いてあります。 炎症しているのだ…

初めて夢に出てきました

私、ほとんど夢を見ないのですが、今朝、久しぶりに夢を見ました。 と言っても、ストーリーがあるものではなく、ある場面しか覚えていないのですが。 その場面とは、 鍼を打っている自分、でした。 「鍼」が、初めて夢に出てきました。 だから・・どうってこ…

タオパッチと鍼灸

今月のタオパッチ®️体験会、2名ご参加でした。 お一方は、すでにタオパッチ®️ユーザーさま。あまり変化を感じられないので、ご自分の症状にもっと合った、貼るポイントを教えてほしい、とのことでした。 代謝系の問題でしたので、ちょっと時間はかかりますね…

人生初の坐骨神経痛を体験

この前の日曜日、人生初の坐骨神経痛を体験。 前日から、なんとなく腰…というか臀部に違和感がありました。 日曜日の朝、痛みはなかった、けど、臀部の奥が引き攣れるような、コッているな〜という感覚がありました。 外出先で、夕方には痛みが表出。「こう…

"The age is just a number"を実感した話

もう先月のことになりますが… 月1程度で来ている患者さんから、ご両親の鍼灸施術をご依頼いただきました。 「神楽坂へ行くのは少し不安があるので、出張可能ですか?」 というお問い合わせ。 ご住所を聞いたら遠いところでなかったので、娘さん(患者さん)…

ユネスコ動画「Acupuncture and Moxibustion of TCM」

延ばし延ばしにしていたウェブサイトの英語版、いよいよ作ろうと準備中。 英語の情報を収集しているさなか、こんな動画を見つけました。 ユネスコが作っているんですね。 youtu.be 出てくるのは中国針なので、私がやっているのとはだいぶ違いますが。 中国針…

今度はガッテンで鍼特集

最近、NHKはよく鍼灸のことを取り上げているみたいですね。 1月はあさイチでやっていたし。この時は実家にいたので、テレビで見れました。 hitokadoh.hatenablog.com 今度はガッテン。 先日、お知り合いの方から「先週のガッテンで、首こりを鍼で治すのをや…

色は周波数

前々回に引き続き、五行ネタです。 五色というのがあります。 木火土金水の五行に対応した色です。〜青、赤、黄、白、黒〜 そして、五色も以下のように五臓と関連付けられています。 この五色、薬膳で食材を選ぶときにも使われます。 例えば、肝を養いたいと…

3年めに突入!神楽坂サンクチュアリ

おいでいただいた皆さま、ありがとうございました!! いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。 *** ご予約・お問い合わせは、HP、Facebookメッセージ、Twitterメッセージでご連絡ください。***

内臓からのメッセージ

前回、五行色体表のことに触れましたが、今回も関連ネタです。 五臓(肝、心、脾、肺、腎)というのがあります。 文字通り、内臓のことなんですが、肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓と全く同じ、ではありません。少しかぶっている部分もありますが、そのものでは…

色黒の赤ん坊

東洋医学では「色」も大切な情報です。 顔色であったり、舌の色であったり、爪の色であったり、肌の色であったり。 五行の中に五色(青、赤、黄、白、黒)というのがあります。 この五色、五臓にも関連付けられています。 青ー肝、赤ー心、黄ー脾、白ー肺、…

祈りつつ

「居場所がないんです」 と言った目の前のヒトは、自分のからだにいるのも心地悪そうだった。 なぜ、そのようなコトが起きているのかは、火を見るよりも明らかでしたが。 原因がソレ、とわかっても、すぐに解消する、とは限らず。 ま、でも、なんとか、せめ…

「美意識」を鍛える

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書) 作者: 山口周 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2017/07/19 メディア: 新書 この商品を含むブログ (6件) を見る 本書は「ビジネス書」の類なのでしょうが…

お灸は日本文化

『お灸ばなしあれこれ』読みました。 お灸ばなしあれこれ (日本文化史探訪) 作者: 福西佐元 出版社/メーカー: 冬青社 発売日: 2000/09 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログ (2件) を見る 著者は、狭山養生鍼灸院院長の福西佐元先生。八分灸…

自分の殻が割れる音

いろんな患者さんに出会えば出会うほど、 基準って何だろ? 平均って何だろ? 普通って何だろ? って思います。 思えば思うほど、それらはモヤっとして実体のないものになり、吹けばとたんに消えてしまう。 例えば、 家族と住んでいてお母さんが作ってくれる…

「インテリジェンスの発露」と鍼の関係

あるはてなブログを読んでいて、記事内のリンク〜リンクを渡り読みしていたら、こちらの記事に辿りつきました。 blog.tinect.jp この中で述べられている「インテリジェンスの発露」は、お勉強に限らず、全てのコトガラにおいて重要なんではないか。 「全ての…

日常に東洋医学を!

今日は朝からテレビ見ました。 “東洋医学”で1年を元気に!|NHKあさイチ 鍼とお灸、漢方、ちょっと薬膳的なことも、紹介されていました。 「鍼ってこわい」って思われている方、まだまだ結構いらっしゃいます。 「鍼はしないでください」というリクエストで…

今年もおつかれさまでした

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「頑張りは滞りを生む」と学んだ12月

2018年が暮れようとしています。冬らしいキリリとした空氣になりました。 暖かい冬、というのは、からだはちょっとホッとするのですが、ちょっと氣味悪さを感じます。 ようやく冬らしくなったことは喜ばしくもありますが、やっぱり寒いのは身に沁みてこたえ…

鍼を通して「ひと」と出会う

約一ヶ月前に書いた、注射嫌いだという初鍼の患者さん(仮名 Aさん)。 hitokadoh.hatenablog.com 鍼を氣に入ってくださり、11月は「はり灸基本+美容鍼灸」の30日間集中コースを受けてくださいました。 なぜ集中コースを受けようと思ったかというと、初鍼を…

大阪で鍼受けてきました

11月半ばに京都に行く予定があったので、「この機会に!」と大阪まで足を伸ばし、動画受講している『鍼道 一の会』の先生の鍼治療を受けてきました。 『一の会』の講座は、普通の勉強会とはちょっと(いや、かなり?)違います(私の知る限り)。 通常、鍼の…

三木成夫に感染中

最近、解剖学者の三木成夫の世界に感染中。 三木成夫氏については、こちらのサイトをご参照ください。 [特集] 自然・生命・人体の記憶 ― 三木成夫の生命形態学 -- 後藤 仁敏 -- 季刊 環境情報誌 ネイチャーインタフェイス 最初に読んだのは『内臓とこころ』…

ハタチの初鍼

目疲れのセルフ・ケアについて書く予定でしたが。 一昨日嬉しいことがあったので、そちらに変更! ハタチのお誕生日に、はり灸 一香堂に人生初の鍼を受けにおいでいただき、ありがとうございました。 「鍼が初めて」の方は、少し違った緊張感があります。 人…

月の炙り出し

25日(木)は満月でしたね。 満月、でなくても、月明かりの中を歩いていると、いろいろな思いがふわっと浮かんでは消えていきます。 月の光の、炙り出し絵のように。 前回ブログの友達の初鍼話に引き続き、今回も初鍼にまつわる話でした。 hitokadoh.hatenab…

鍼灸の広告について

今、一香堂のウェブサイトのデザインを更新しようとしていて、隙あらばwixと格闘中です。 ”格闘”と書きましたが、いや、闘ってはいないです… コンテンツは今とほぼ同じなので、新しく文章を作成する必要もなく。 ベースの色を変えたので、印象はだいぶ変わる…

人それぞれだけど、根っこは一つ

先日配信された、日本エドガー・ケイシー・センターのメルマガ「体感と内なるドクターの重要性」をシェアいたします。 グラディス・マクギャレイ博士の言葉、インスパイアされます。 医者には症状を取り除く、抑える、緩和するといった治療は出来ても、真の…

豆腐パックで鎮静・美白

愛読しているムラキテルミさんのブログで、豆腐パスターのことを読み、 ameblo.jp 2002年に購入して以来たびたびお世話になっている 『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て』 を、久しぶりに開きました。私の持っているのは古い方で、2008年新訂版⬇️が…

鍼灸師主人公の小説『鍼師おしゃあ』

鍼灸師が主人公の小説を読みました。 笹色の紅―幕末おんな鍼師恋がたり 作者: 河治和香 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2006/03 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログ (4件) を見る 私が読んだのは「笹色の紅」の方ですが、文庫…

入れ替え可能でない「いのち」に触れる

先日のブログで取り上げた本には、東洋医学分野から、医王会指圧センター所長(当時)増永静人氏が書かれたものもありました。タイトルは「母と子の関係ー東洋医学の立場から」。 hitokadoh.hatenablog.com 増永氏は、指圧臨床を通して、子どもの蝕まれゆく…