hitokadohノヒト

はり灸 一香堂@神楽坂の路地裏

hitokadohノヒト

鍼灸でいのち磨きのお手伝いしています@神楽坂の路地裏

山崎章郎先生「ステージ4のがん医療に一石を投じる」に感銘

ビデオニュース・ドット・コムでアップされていた、緩和ケア医の山崎章郎(やまざきふみお)氏の対談がとても素晴らしかったので、シェアします。


www.youtube.com

ステージ4のがん医療についてです。

山崎先生ご自身がステージ4の大腸がん患者です。

標準治療をやめた後、どのような治療をしていくかという体験談。

医者が代替療法を試していくわけですが、選択肢を決めていく変遷は興味深いです。

代替療法の場合はエビデンスが乏しい。
が、エビデンスのない中、まずは臨床医のやっている療法をピックアップし、内容を調べ、自分が理論的に腑に落ちたものを試していく。

ふと目にした新聞の広告に掲載されていたオブジーボの免疫療法の本を思わず買ってしまって読んでみた(28:15)。「なるほどな」と思うところもあったので、その治療をフラフラ受けてしまった、とのこと。

体に負担もなかったのだが、とにかく高額。3回目を受けたときに「こんなことを続けていていいんだろうか?」と思ったそう。

その間も、先生は訪問医としてがん末期患者を診続けている。

自分のとこにくる医者がそんな治療をしていると分かったら、患者はどんな思いをするだろう?それは嫌だろうと…

「医者である自分だけが高額治療を受けていて、そんなのずるくないですか?」と止めるのを決めた。

この辺りの件りで、山崎先生の心意気に私はしびれました(涙)

その後、ケトン食などにたどりつかれるのですが、その経過も非常にリアル。

がん細胞が小さくなっていた。

が、数ヶ月後には大きくなっていた。そこで、また別の療法を追加する、という自分を使った人体実験です。

最後は、抗がん剤の少量投与を行っているクリニックに研修に行き、自らもその治療を受けたという。

自身で試し、効果が見られた方法を本にまとめられたのがこちら↓

さらに素晴らしいのは、昨年末から臨床試験を開始されたそう。

臨床試験までの道のりもお話しされていますが、大変なことですよね…

医師を続けていく中で、見つけた課題に取り組み解決策を探し、実行し続けている「医師道」に、感銘をうけました。

上の本も読んでみます。

 

 

いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。

タオパッチのお得なセットあります!!

ご予約・お問い合わせは、HPFacebookTwitter DMInstagram DM、LINEでどうぞ。

f:id:hitokadoh:20211219181914p:plain

*** HPからのネット予約は初見料はかかりません。***

*** 女性限定「おうちで鍼灸」はこちら → ***

オトコロドットコムの整体・マッサージジャンルに掲載されました。