hitokadohノヒト

はり灸 一香堂@神楽坂の路地裏

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鍼灸でいのち磨きのお手伝いしています@神楽坂の路地裏

地球にも優しい鍼灸師をめざしております

またしても鍼とは関係ありませんが…というか鍼ネタがなさすぎ(泣)。

こちらでも書きましたけど、ベビーマグちゃんを使い始めました。

以前は、石油系界面活性剤や蛍光増白剤を含まない粉石鹸で洗濯していました。

hitokadoh.hatenablog.com

少し前から氣になっていた、洗たくマグちゃん

マグネシウムで洗う?なんじゃそれ??って感じでしたが、化学的にはこういうこと↓です。


株式会社宮本製作所 洗たくマグちゃん

そっか〜、マグネシウムを水に入れるとアルカリイオン水ができるのか〜。

しかも、使用期限がきたマグちゃんは植木にあげれば肥料になる、と最後まで地球に優しいマグちゃんなのです。

私が使っているのは、ベビーマグちゃんです。 

ベビーマグちゃん3色セット

ベビーマグちゃん3色セット

 

洗たくマグちゃんに比べてマグネシウムの量が多く、洗たくマグちゃんは洗剤併用が推奨されていますが、ベビーマグちゃんは単独使用を推奨しています。

洗浄力は洗剤と同程度。

なんと言っても注目点は、臭いの分解力。 洗剤の約10倍です!!

実際使ってみて、洗い上がりは粉石鹸よりスッキリ、した印象です。石鹸カスの影響でしょうか…

すすぎ1回なので、水の節約にもなります。

粉石鹸も「泡立ちが少ないのですすぎ1回でオッケー」と聞いていたのですが、私は2回していました。1回だけだと変な匂いが残っていて、2回すすぎだと匂いが消えるので。だから、私の場合、粉石鹸でも使用水量は変わらなかったのです。 
一方、マグちゃんはすすぎ1回で、ホント大丈夫でした。

粉石鹸は結構残っていますが、台所用、掃除用、消臭用で使います。

地球が健やかであればあるほど、私たちもより健やかになります。

私たちが健やかであればあるほど、地球もより健やかになる…はず。 

 

 

いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。

 

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生理用ナプキンの話から何故か、軸の話

そうだ、生理用ナプキンのことを書こう!

と思い立ち、ググっていたところ、『安心のペットボトル温灸』の著者で鍼灸師の若林理沙氏が書いている「女の体を、脅すな<生理用ナプキンの真実>」を発見。

布ナプ推奨者がよく言われる「高分子ポリマー(合成化学物質)は吸収され子宮に蓄積される」説について、若林さんは異を唱えています。

「高分子ポリマー(合成化学物質)は女性器を通して子宮に吸収されます」
→吸収されません。これ、バックナンバーを参照してもらうといいんだけど、化粧品が皮膚から吸収されないわけと同じなのよ。
(バックナンバーVol.18 http://yakan-hiko.com/BN264

女性器を通して子宮に吸収されるには、皮膚や粘膜を高分子ポリマーが通り抜けて血液に溶けて血流にのらなければならないのだ。

高分子ポリマー http://goo.gl/jypCC

ここに書かれているように、高分子ポリマーの分子量は1万以上。皮膚を透過する分子量は概ね600以下です。まあ、粘膜から吸収出来る分子量も概ね1200前後だそうなので、それよりもずっと分子量が大きい高分子ポリマーが吸収できるわけがありません。吸収できないので、子宮に蓄積することもありません。

若林さんの言いたいことは、これなんでしょうけど。

でもね。女の体を脅すのはいい加減やめないか? 女性の体は素晴らしい、自然のリズムを持っていて、男性のカラダよりも敏感で繊細で……って言っている人たちが女の体を、心を、脅してどうすんだ。結局逆方向から抑圧しているだけじゃないか。

高分子ポリマーが子宮に蓄積されるか?に関しては私も?ですし、「恐怖を煽るな」ってことにも同意です。

けど、私は「経皮毒はあるだろう」派です。
高分子ポリマーが子宮に溜まっているかは別として、何らかの「経皮毒」はあると考えています。

だから、生理痛がひどい方は、食生活の見直しと同時に、自分の使っている生理用品の見直しもおすすめしています。

布ナプはいいモノですが、いきなり「布ナプに全取っ替え」はハードル高いな〜と私でも思います。働いている方や経血量が多い方は、布ナプを使ったら却って心配が増えたりして。
まずは経血量が少ない生理の終わりごろに使ってみたら、いかがでしょうか?

それでも、やっぱり布ナプ無理・面倒って方はノンポリマーのナプキンを使ってみる、とか。

ノンポリマー・生理用ナプキンレギュラー

ノンポリマー・生理用ナプキンレギュラー

 

なんと!オーガニックコットンのナプキンもあります(患者さんが教えてくれました)。
www.cotton-labo.co.jp

布ナプ未経験の方に最初ご提案するのは、おりものシートを布ナプに替えてみることです。これだと布ナプ導入のハードルはかなり低い(おりものシート利用者に限られますが)ですよね。

また、生理用ナプキンに比べて、おりものシートの方が使用日数は多いです。ここを布ナプに切り替えるだけでも、からだに与える影響は違ってくる、と考えています。

布ナプ経皮毒については、こちら↓もご一読ください。こちらの「うさうさメモ」ブログ、よく読んでいます。

d.hatena.ne.jp

こちらのブログ曰く、「化学物質と経皮毒」理論は、特に科学的根拠はないので学術論文等では発表されておらず、一般書籍や講演会で一般人を怯えさせるのにのみ使われています

経皮毒はあるだろう」派の私、患者さんとお話する際「経皮毒」という言葉はあまり使いませんが、 やばい!「脅し」になっていた(そういう意図がないけれど…)?・・・可能性ゼロとは言えません。

かと言って、生理用品に限らず、食べ物や身の回りの物の化学物質が、症状や不定愁訴の原因の一つになっている現実もあるわけで。そういう情報提供は必要だと感じています。

今、世の中で使用されている化学物質は、手続きにのっとって実験され検査され統計をとって、その結果「科学的に安全」とされています。
大概の人たちには何の問題もないでしょう。それらを摂取しても曝露されても「大丈夫」な人たち、たくさんいます。でも、全ての人ではない。

知ると不安になる情報をあえて取りに行く必要もありません。

というか、現代は、不安な情報をあえて取りに行かなくても、勝手に向こうから入ってきます。それだけ不安な情報に満ち溢れています。

不安は、心にもからだにもいい影響は与えません。

・・・ここでちょっと、論点ぶっ飛びさせてもらいます。

でもですね、その不安は、果たして本当に、その情報のせいでしょうか?

ソレを知ったせいで、あれを知らなかったせいで、誰かに言われたせいで、あなたは不安なのでしょうか?

ソレを知らなければ、あれを知っていれば、誰かに言われなければ、あなたは不安にはならなかったでしょうか?

情報は、情報でしかありません。

情報が入ってきて、自分が不安をくっつけました。
情報が入ってきて、自分が「脅し」と名付けました。

不安は、外ではなく、内で生まれます。

ですから、不安を感じるのは「自己責任」です。・・・なんてことは言いません!!

かく言う私もカナリアのように(笑)、毎日不安で震えています、ゆらゆら揺れめいています(冗談です。・・・滅多にありませんが、たまにあります…)。 

ブルブル震えつつ、あるいは、ゆらゆら揺らめきつつ、ご自分の中に軸を育てていってください。
一朝一夕に育ちませんが、「育てよう」と意図することが大事です。

自分の軸を育てるのには、どうしたらいいですかね?

ま、いろいろたくさんありますが…「無知を超えていく」のも一つでしょうか。人間である限り「無知」が無くなることはないけれど。
ここの「知」は、いわゆる知識の収集に限りません。それよりも、自分の感覚、内なる声を聴いていく、こと。

あなたが想像しているより、もっとずっと、あなたのからだは賢いですよ。
氣がついてあげてください。

それをやれるのはあなただけです。

じゃ、私は何をするのだ?、という問いには、「軸を育てるお手伝い」とでもしておきましょうか。

 

 

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桃で元気つけましょう

ここ数年この季節になると、友人から桃が届きます。

友人は農家、ではなく、休日に桃の世話にしています。しかも東京から山梨まで通いで。私も過去一回、桃狩りに伺わせてもらいました。

収穫まで何度も何度も通うわけですから、大変ですよね〜。でもその方は「忙しい」と言いつつも楽しそうで、「来年はもっと立派な桃を作るね!」と毎年言われます。

先日、今年の桃が届きました。りっぱな桃です!
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現在薬膳講座を受講中なので、後学のため、桃の性質について書いておきます。


【性味】温/甘・酸   【帰経】肺・肝・胃・大腸
【効能】益気生津・養陰潤燥・利肺鎮咳
【薬膳応用】口渇・便秘・体力回復・疲れ・ほてり・盗汗(注:寝汗)・咳・喘息

『あんず薬局の薬膳通信講座』より

収穫期が6〜8月という夏の果物ですが、「温」の性質があるんですね。

ちなみに、面倒な桃の皮剥きは、こちら↓で紹介されている湯むきがいいですよ。簡単で、しかもツルッと剥けます。
news.cookpad.com

包丁で切る方法(アボカドみたいに)も試してみましたが、柔い桃だと身が崩れてしまってうまくいきませんでした。硬い桃なら良さそうですね。


桃の切り方って簡単?菱沼農園が教える桃の切り方

この時季に疲れやすい、元気がないときは、桃を食べて元気をつけましょう!

 

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地震後のからだ

18日朝、大阪北部の大きな地震

東京に住んでいる私はその揺れを自覚することはありませんでしたが、その後画像を見たら、大きな揺れだった、ことがわかりました。

その一週間くらい前から頭痛があって、「もしかして、地震を感知していた?!」なんて思いましたが。地震後クリアーにはなっていないので、湿氣のせいですね…

時々余震もありますので、大阪近辺の皆さんの中には、不安感があったり眠りにくくなったり、体調を崩されたり、そんな方もいらっしゃることと思います。

私たちは、大地の上で生きています(当たり前だけど)。
生きている足元がグラグラ揺れるってことだけでも、私たちのからだにしたら大事件です。緊急事態です。怖い!どうしよう!!からだも心もアラームが鳴ります。

気合いでなんとかする!という方法もありますが、こういう時はぜひご自分を大事にしてください。

私がブログや動画を通して勉強させてもらっている、大阪の鍼灸師の先生が「地震と身体、その対処」を書かれています。
ご自宅でできる簡単な方法が紹介されていますので、ぜひお試しください。

kanazawa.ichinokai.info

kanazawa.ichinokai.info

地震が関係なくても、このようなお悩みをお持ちの方もお試しください。

地震をきっかけに、過去のトラウマが開く可能性があります。直後でなくても、数ヶ月後という場合もあります。

そのときは、一人で対処するのではなく、専門家の力を借りましょう。
心を扱っているメンタル・カウンセラーの中でも「身体」のことをよくわかっている方、からだを扱っている治療家の中でも「心」のことをわかっている方に相談してください。

不調が続くと長引くと、いろんなことを呪いたくなりますが、それは「過去の膿み出し」中、「再生」中であるというサインです。

毒吐きつつ、一歩一歩歩いていきましょう。自分の中にある、今はまだ小さな光を少しづつ育てていきましょう。

 

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自分の「オーダーメイド」作りましょう

先日の「親子スキンタッチ教室」でのこと。
東洋医学のことをごくごく簡単に触れたのですが、そのときに「東洋医学って万人向けではないですよね?」というコメント。

いやいや、どっちかというと、(現代西洋医学に比べて)東洋医学の方が万人向けでしょ?

続けて話を聞いていくと、こういうことらしい。
効き目がわかるのに、個人差がある。「すごく効いた」って人と「全然効かない」って人がいる。
要するに、効き目が一律でない、ということ。

そりゃ、同じ症状だと思っていても原因が違うのだから、効き目に時間差があるのは当然でしょ、とこちらは思うわけですが…

現代西洋医学が「常識」となっている観念体系で東洋医学を捉えると、こういう具合になるのでしょう。

東洋医学に興味がある方、もう勉強されている方にとってはもう常識でしょうが、東洋医学ではその方自身を診ます。
同じ病いであっても人それぞれの体質や症状によって原因が異なると考えるので、治療法も違ってきます(同病異治)。
また、違う病気であっても原因が同じであれば、治療法も同じだったりします(異病同治)。

検査数値主体の現代医学とは別世界ですね。

かと言って「数値」を否定はしていませんが。私は一つの確認事項として参考にさせてもらっています。

とはいえ、数値が正常範囲内だから全部OKか?というと、そういう訳でもありません。数値に表れてくるのに時間差もあります。

数値は「点」(ドットの点)です。

その前に、どんな生活をしていたか?どんな心持ちだったか?が影響します。しばし考えてみましょう。

そしてその「点」に遭遇した後、これからどういう日々にしていこうか?実際どのようにするか?で「これから」が変わっていきます。しばし考えてみましょう。

ちょっと哲学的になりますが、「死ぬまで、どのように生きるか?」ってことが私は大切だと思っています。

「生き方」って単純に比較できないですよね?

ま、何事も比較できないですけど。自分の「楽しい」ことが、あの人の「楽しい」となる場合もあるしならない場合もある。自分の「面白い」ことが、この人にとってはぜんぜん面白くない、場合もある。

それこそ、自分の「オーダーメイド」があるはずです。文字通り、自分で作りましょう!

「万人向け」こそ、虚構の常識。

ん??だいぶ話逸れました…

「世の中」とか「世界」を東洋(医学)的な視点で捉えると、ぜんぜん違って見えてきます。
いろいろな視点を取り入れて、自分の世界を豊かにしていきましょう。

かく言う私も「虚構の常識」に汚染されていますので、日々精進中です。

・・・なんだかよくわからない締めになりました💦
ではまた。

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たばこについて

先日患者さんとのお話のなかで、たばこの話題が出ました。喫煙者はご本人ではなく、ご主人でした。
「加熱式たばこ」の存在も初めて知りました(!)そういえば、どこかでポスターを見たような記憶があるようなないような…身近に喫煙者がいないし、最近飲みにも行かなくなり喫煙に遭遇する機会が激減したため、全くの興味外でした。

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そんな矢先に、ビデオニュース・ドットコムでたばこの話題を取り上げていました。こちらは健康面はサラリと取り上げられた程度で、メインはたばこにまつわる利権構造でした。5月31日が世界禁煙デーだったということもあるのかな。

youtu.be

私の受けるたばこ被害はそんなにありませんが、正直苦手です。

同じマンションでベランダに出てたばこを吸っている方がいるらしく、結構匂うときがあります。帰ってきたときにたばこ臭が漂ってきた日にはテンション下がります⤵️
昔に比べれば少なくなりましたが、歩きたばこの方に遭遇したときは即座に離れます。すんごい距離取ります(笑)
注:タバコの匂いに拒否反応が出るので、あくまでもその防衛策です。喫煙者の存在を否定する意図はありません。もしかしたら心の奥底では否定したがっているかもしれないけど(?)…喫煙者の権利を剥奪しようとは思っていません、念のため(今のところ…)。

いずれにせよ、私にとってそれほど深刻な問題ではありません。

たばこの害はかなり周知されているので、喫煙者は「からだに良いことはない」と承知の上で吸っている、のでしょう。私のそばで吸わなければご自由にどうぞ、というスタンスです。

前述の患者さんにも「たばこを吸うことで精神的にバランスをとっているんでしょう。止めることがストレスになってもね…」などと言っていました。

でも・・・ですね、こちらの番組見たら、
やっぱり、たばこ良くないわ〜。

喫煙によって生じる主たる有害物質であるニコチン、タール、一酸化炭素の含有量は、主流煙(喫煙者自身が吸引する分)より副流煙の方が3倍以上も高いのだという。結果的に、年間1万5000人が受動喫煙が原因で死亡していると推計されている。(強調は引用者付与)

喫煙者自身より周りにいる人は、毒を吸わされているってことですよね?せめて逆だったらちょっとは…ね〜。

副流煙の害がこれだけわかっているのにも関わらず、今国会に提出されている受動喫煙防止法案は、全くのザル法だという事実。
店内を全面禁煙としなければならない対象から床面積100㎡以下の飲食店と、資本金5000万円以下の事業者を除外するので、この法案では、全体の45%の飲食店しか、禁煙措置の対象とはならない。ファミレスなど一部の大型店舗を除く大半の飲食店では、これまで通り自由に喫煙が可能というありさま。

「なんでザル法なのか?」というと、たばこは財務省が絡んでいるから。たばこ税は重要な財源ですからね〜。

たばこは税負担が重いから、有害物質を含んだ煙を撒き散らしても多少大目に見てね、と言いたいのでしょうかね?日本は「健康より金が大事」な国なんだ〜と、この法案をみると思ってしまいます…

救いは、東京都の条例案(「東京都受動喫煙防止条例(仮称)」)は国のよりだいぶ厳しいということ。「厳しすぎる」という声も出ていますが、これが国際基準らしいです。

東京都案は、従業員がいる飲食店(全体の84%)は屋内禁煙となります。これであれば、従業員という雇用される弱い立場の人が守られる、と言う点で、番組内で原田氏は評価されていました。
あと、保育所、幼稚園、小中高校では、屋外の喫煙も禁止されています。子どもの受動喫煙防止がより徹底されています。

www.jiji.com

私が今まで唱えていた「たばこでリラックスできるからいいんじゃない?」説も、番組内で見事に否定されていました。

喫煙すると生体ストレス反応が出る、とのこと。喫煙後には血中のコルチゾールの濃度が上昇するそうです。コルチゾールは別名ストレスホルモンとも呼ばれ、身体がストレスを感じているときに分泌されるものです。

にも関わらず、なぜ喫煙者は「リラックスした」と感じるのか?それは単に、ニコチンの禁断症状が緩和されたから。

ストレスでイライラしていたわけでなく、ニコチンが切れたからイライラしていた、と言うことですね。正真正銘「中毒」ですね。やばいです…

なので、禁煙には心理的セラピーが必要、と原田先生はおっしゃっていました。アルコール依存症などの治療と変わらない、ということですね。

こちら、ぜひご一読ください↓↓
gendai.ismedia.jp

「タバコ(ニコチン)の依存性はヘロインと同程度」という恐ろしい事実も!アルコールよりたばこの方が止めるのが難しい、という実験結果。

こちらの記事にも書いてありますが、受動喫煙防止は「マナーの問題」ではありません。
どれだけマナーが向上しても、部屋を仕切っても、空気清浄機を稼働させても、吸いたくない人の元に煙と有害物質は流れてくる。そして確実に健康被害を受ける。われわれの健康と命に関する問題なのです。

最近は「三次喫煙」のリスクも認識されはじめました。喫煙によって周囲のものすべてにタバコの煙の残留物質は付着・残留し、それは換気しても防ぐことができません。

喫煙後30分は呼気から有害物質が含まれることも明らかになっています。

www.dtod.ne.jp

海外のたばこパッケージのグロさ、危険です!!心臓の弱い方はご覧にならないでください。
matome.naver.jp

日本の受動喫煙対策は大きく出遅れている、最低レベルだということはよくわかりました。
www.nikkei.com

日本より対策が進んでいる国にも喫煙者はいるわけで、その人たちはどこで喫煙しているのでしょうか?。。。と思ったら、こんな記事を発見しました。

diamond.jp

どうやら、海外では屋外喫煙OKが普通らしい。「世界ではたばこは飲食店の外で吸うのが常識」となっているそうです。

対して日本は屋外禁煙から始まっています。それは国民的なポイ捨て排除キャンペーンで、歩きたばこや外でたばこを吸う人は飲食店で吸うようになった、という経緯。外がダメだから中で、という逆の流れが日本にはあったのですね。これは目から鱗情報でした。

日本特有の事情はあるけれど、日本が受動喫煙防止の後進国であることは事実です。下記のサイトでは、たばこ規制が国別に見れます。ご興味ある方はご覧ください。
Compare Countries | Tobacco Control Laws

 

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根っこからのメッセージ

先週、NVC(Nonviolent communication=非暴力コミュニケーション) という手法による共感的コミュニケーションの入門的講座に参加しました。

マイクロソフト社CEOのサティア・ナデラ氏が幹部社員にNVC の本を勧めたことで、ビジネスの世界でも注目を集めているコミュニケーション手法です。
www.nikkeibook.com

NVCの主眼は、心からつながりながら共感を伴ってコミュニケーションをすることです。
頭(思考)で判断・批判・分析・取引などするかわりに、自分自身と相手の心(ハート)の声に耳を傾けて、今の感情(Feeling)・ニーズ(Needs)を明確にしていきます。
具体的には、「観察(Observation)」「感情(Feeling)」「ニーズ(Need)」「リクエスト(Request)」の4要素に注目しながら、コミュニケーションで起こっている問題・ズレを整理していくという方法をとります。

講座では、共感トランプを使って、感情・ニーズにつながる練習をしました。

内面を探るという行為は、ともすれば深刻になり過ぎ、重苦し〜氣分に陥りがちです。でもカードを使うと、自分の内面をゲーム感覚で探索できて楽しいです。そしてカードの言葉は、感情・ニーズの語彙を増やす練習にもなります。「またやってみたい。続けてみたい」と思いました。

私たちは言葉を使って、コミュニケーションしていますが、言葉は葉っぱであり、幹・根っこではありません。
葉っぱは葉っぱであり、葉っぱだけを見ていても、幹・根っこは見えてきません(もちろん、それだけで幹・根っこがわかる人もいます)。
この世の争いの原因のほとんどは、葉っぱを幹・根っこと勘違いしていることでしょう。

からだも同じですね。ある症状は葉っぱです。
もちろん、葉っぱは幹・根っこにも繋がっていて、お互い影響し合っていますので、それも大切です。

では、葉っぱが枯れているから、幹・根っこが枯れているか?

・・・と言えば、そうではありません。

鍼灸の醍醐味は、幹・根っこを観ることにあります(かな〜り偉そうに言ってる^^;)。そこを目指しています。

私はそう認識しているのですが、それは常識ではなかったらしく…
鍼灸をやっていたけれど対症療法だから辞めた」と言う治療家の先生、数人会ったことがあります。

「え〜〜!!なんで〜〜?!」と叫びそうになりましたが…
その先生方が言うところの「鍼灸」は、私がいうところの「鍼灸」とだいぶ違うようだ、と氣がついて、それを語るタイミングもなかったので止めました。

同じ言葉でも、全く同じものを意味している方がまれ…厳密に言えば皆無なんじゃないでしょうか。ま〜大体、概ね、同じ“風”なものでしかない。
それは言葉だけに囚われていたら見えてこない風景です。言葉を超えていったところで見えてくる世界です。

葉っぱが幹・根っこでないのと同じように、あなたのからだ ≠ 症状です。

だから、症状があるからといって、からだをボンコツ扱いしないでください。

葉っぱ(症状) ≠ 幹・根っこ(からだ全体)だからといって、葉っぱが枯れていることを無視しないでくださいね。
それは、幹・根っこからのメッセージですから。

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映画『メッセージ』よりヘプタポッドの文字

 

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