hitokadohノヒト

はり灸 一香堂@神楽坂の路地裏

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鍼灸でいのち磨きのお手伝いしています@神楽坂の路地裏

お腹が鳴ってもおならが出ても大丈夫

私事ですが、ここ一週間ほど、胃の膨満感に悩まされておりました。

こんなときは、王道の足三里やら腹部に鍼やお灸をすると、スッキリ爽快となり事無きを得ていました。

今回もそんな調子でやっていたのですが、昨日はどうにも効かず苦しい状態でした。
夜になっても空腹を感じず…「お腹が空かなければ食べない」ので別によいのですが
横隔膜のつきあげがひどく、苦しい。普段の肩こりとは違う肩の痛み、そして側頭部の頭痛も若干出てきました。

お〜、これはなんと!教科書どおりの症状ではないか!!

具合悪いながらも、若干テンション上がる⤴️自らの人体実験のチャンスです(笑)

まず、邪を散らすのに良いといわれる、腹部の打鍼。自分の腹部に打鍼は予想以上に難しかった…
氣が動いて、パンパンの腹部は少し緩み、衝き上げ感は多少軽減しました。が、今回は思ったより効果が出ず⤵️

ここで初めて脈をみたら(遅い!)虚だったので、基本に立ち戻り、経絡治療で言うところの「本治」をしたところ・・・

いや〜、自分でもびっくりするくらい、スーッと氣が降りてきて、溜まっていた氣が動くのを感じました。 これはしばらく置いた方が良さそうだ、と感じて、10分ちょっと置鍼したまま横になっていました。
そしたら、動く動く!胃腸が動いてグルグル鳴るし、おならは、人様にはお聞かせできないくらいいっぱい出るし、で、かなり笑えました。

本治法の大事さを自らのからだで実体験しました。

いろいろ考えるに、先に打鍼で邪を瀉していたので大量なおならが出たのかもしれません。それも良かったのかな?別の考察がありましたら、先生方教えてください。

ここで鍼灸を受けられる皆さまへ。
鍼灸を受けている最中に、お腹が鳴ったり、おならが出たり、トイレに行きたくなったり、ゲップしたくなったり、等々のことはよく起こります。そんなときは、我慢ぜずに出してくださいね!

なぜなら、それはいのちの流れの“サイン”でもあります。下手に抑えると、そこで新たな滞りを作ってしまう可能性があります。

いのちの流れに寄り添って参りましょう!

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いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。

 

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