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はり灸 一香堂@神楽坂の路地裏

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鍼灸でいのち磨きのお手伝いしています@神楽坂の路地裏

今日は二日灸の日

Twitterのタイムラインに「二日灸」という言葉がよく見受けられ、今日9月18日がその日らしい。

というわけで、二日灸について調べました。

二日灸は、「ふつかきゅう」または「ふつかやいと」と読みます。

「やいと」はお灸のこと。

「焼処(やきと)」が転じて、「やいと」と言われるようになったようです。

関西の方では、「やいと」で伝わるようですね。

陰暦の2月と8月の2日に灸をする慣わしがあるそうで、それを二日灸と呼んでいます。

かつては全国で行われていたそうですが、西日本の方が盛んのようです。

日の吉凶に関係なくこの日の灸はいつもの2倍の効能がある、とされています。

旧暦のこの時期は、春の農事と秋の収穫を前にして体調を整えておく、厄病除けという説が、よく知られているようです。

他には、もともと節句の一種だったという説、中国の「天灸」から来ているという説がありました。天灸とは、子供のおでこに×や+の印を書いて無病息災を願ったおまじないです。日本でも、この日にお灸をすれば悪病災難に遭わずに元気に過ごせるという縁起担ぎのおまじないだったようです。

二日灸は、俳句の季語でもあります。その場合は2月の方が主で、春の季語です。

二日灸の俳句、いろいろありますね。

  • 二日灸きかぬ薬を枕元/高田寒水
  • 二日灸花見る命大事なり/高井几董
  • かくれ家や猫にもすゑる二日灸/一茶
  • 背二日灸閨に西施の臂を噛む/尾崎紅葉
  • 中より毒の煙や二日灸/高浜虚子
  • 死はいやぞ其きさらぎの二日灸/正岡子規

そういえば、土用灸も季語でした。

hitokadoh.hatenablog.com

お灸が、人々の暮らしに深く根付いていたことがうかがえますね。

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いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。

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