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はり灸 一香堂@神楽坂の路地裏

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鍼灸でいのち磨きのお手伝いしています@神楽坂の路地裏

新しい灸用線香

鍼灸学校の先輩にある鍼灸勉強会でお会いしたときに、教えていただきました。

駒村清明堂の、杉線香です。
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水車で作っているそうです。製造過程は⬇️をご覧ください。
杉が日本を救う/第5回 「『杉線香』で日本の杉に感謝しよう」

お灸に火をつけるときに線香を使います。

今使っているのが残り少なくなってきたので、何かいいのがないのか探していました。

無煙もしくは煙の少ないタイプにしようか…とも思っていたのですが。
最近、原料に含まれている添加物のことが氣になって、躊躇していました。

駒村さんのお線香は杉100%です。糊やつなぎの類は一切入れず、100年前!と同じ製法で作られています。

今までは、一般の線香より太い灸用線香を使っていました。

普通の線香をお灸で使う場合、細すぎてすぐ折れてしまうのが難点です。

こちらの杉水車線香、灸用に比べると細い(太さ約2mm)ですが、しっかりとしていて折れにくいです(原料のせいでしょうか?)。

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煙は、普通に立ちます。けど、添加物が入った煙とは違いますよね。

こちらに紹介されている、煙にまつわる意外な話(強調は引用者付与)

さらにもっと驚いた意外な話がある。
最後に「いま喉をいためているお坊さんが多いんですよ」とおっしゃった。なぜなら大量生産されている市販の安い線香

には様々の添加物ぜられているからだとか。特に東南アジア産の線香は問題があるとおっしゃる。確かに、お坊さんは毎日読経するたびに線香を炊いて、毎日線香の煙を吸っているはずだ。線香の煙に含まれた添加物成分を1年間も吸えば喉も痛もう。そうして、喉を痛めて最後に線香が原因だと気づいたお坊さんが、本物の線香を求めてたどり着くのがここだそうだ。

これも、ある種の副流煙問題ですね。

香りはもちろん、木の香り。杉100%ですから!
白檀や沈香など香木の香しさとは異なりますが、素朴なアロマです。

お灸で使用するときは、艾(もぐさ)の匂いの方が強いのであまりわからないかもしれませんが、杉線香の香りもお楽しみください。


天然水と水車で作った杉線香

この職人魂、あやかりたい!

 

いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。

 

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