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はり灸 一香堂@神楽坂の路地裏

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鍼灸でいのち磨きのお手伝いしています@神楽坂の路地裏

「目が疲れてつらいんです」

最近、眼精疲労の患者さんが続きました。

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肩こり、首こりをお持ちの方は概ね、眼精疲労もありますが、最初に「目が疲れて…」と訴える方が続いた、ということです。

今の時代、目には過酷な環境です。情報インプットの多くは視覚に頼っています。

電車に乗ったらわかるように、ほとんど皆さんスマホ見ています。
仕事の大半はパソコンを見ている方、多いです。

私もかつては会社員してましたので、出社したらまずパソコン立ち上げて、トイレに行く時とお昼に行く時以外は、パソコンとにらめっこ。
忙しい時は、デスクでランチ食べながら、パソコン見てました。

そりゃ目も疲れますわな。肩もこりますわな。

患者さんには、「1〜2時間毎にはパソコンから離れて、ストレッチしたり遠くを眺めたりして、休めてくださいね」などと申しておりますが…

いや〜、仕事乗っちゃったら、そんなの忘れちゃうよね?
忙しいときはそんな暇ないよね?

ということも、経験上とてもよくわかります。深く同意します。

でも…でも、ですね。

やっぱり、言わざるを得ない、のですよ。

その数分を惜しんで、惜しんで、惜しんで、惜しんで、いつもいつも惜しんでいたら、その分、からだに疲れ・緊張は蓄積されます。

ちょっと疲れを感じた時に、ちょっと一息入れて休む。ちょっと、だったら、それだけで、疲れの大部分が抜けていきます。

蓄積された疲れは、ちょっとの疲れに比べると、大抵の場合、回復に時間がかかります。
結局、あなたが惜しまりまくった(変な日本語…)数分のX倍、以上の時間がかかるかもしれません。

とはいえ、人は機械じゃないので、そんな理屈どおりにいくものでもありません。一瞬のうちに癒える、ということはありますけど。ここでは、想像しやすいよう単純化して言っています。

全体的、長期的に見たパフォーマンスは、却って低下している、のではありませんか? 

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一息入れる数分を惜しんだことを続けたせいで、パフォーマンスが低下する、なんて勿体ないですよね?

「忙しくて…」という言い訳は、使いやすいです(私にとって、ですが)

その言葉は、他人に向けて、と同時に、自分に向けて、も(私は)言っています。

その言い訳、「自分を低く見る」「自分を大事にしていない」ことに繋がっていませんか?(と自らに問う)

「忙しくて…」と思ったときこそ、しっかり休む。大事に休む。

そして、また歩き始めれば、また動き始めれば、いいのではないでしょうか?

目を労わるセルフ・ケアについて書くつもりだったのが、またあらぬ方向へ…

次回書きます!(ケア、とか言っても、まじ簡単だから)。

 

いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。

 

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