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はり灸 一香堂@神楽坂の路地裏

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鍼灸でいのち磨きのお手伝いしています@神楽坂の路地裏

世界が違えば

先日、こんなことをFBに投稿しました。

それに対して「潜在意識に語りかける・・・難しいけど、それだと思います」とコメントくださった方がいらっしゃいました。

そう!潜在意識大事ですね、源なので。

「意識」と言ってまず浮かぶのは「顕在」意識の方だと思いますが、大事なのは「潜在」意識です。

顕在意識と潜在意識は、よく氷山に例えられますよね?
氷山の見えている部分が顕在意識(自分が認識できている意識)、海面の下に隠れて見えない部分が潜在意識。氷山としてあなたが見ているのはほんの一部に過ぎず、その全体像は見えている部分よりずっと大きい。あなたの意識も同じですよ〜ってやつです。
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じゃあ、氷山の見えている部分は、全体に対してどれくらいの割合なのか?
およそ7分の1」とか、物理的には「約10%」らしい。

例えで使われる氷山と同じように、潜在意識は顕在意識の10倍?

いや、もっともっと大きいでしょ!
とはいえ、潜在意識の大きさを数値で測ることはできないので(将来的には可能になるかも?!)、証明はできません。

文字通しれないのが潜在意識です。
はかりしれないからと言って、無視はできません。はかりしれないほど、大きく広く影響を及ぼします。

顕在と潜在の乖離が大きければ大きいほど、こころ、からだは消耗し、ひどくなれば病むでしょう。

顕在と潜在が調和して働けば、こころ、からだは生き生きとして、いろんなことがたやすくなるでしょう。

より良い調和を求めるならば、潜在意識との深く密なるコミュニケーションが大切でしょう。
「そのコミュニケーションって何?」って話ですが、それは「氣づき」であるかと。「氣づいていく」という意図や行為は、ある種のシフト・チェンジをもたらします。顕在意識と潜在意識の間の壁に「風穴を開ける」と表現される方もいます。この風穴説には反論もありまして、「そんな氣づき程度で、潜在意識に触れることなどできない。それは偽物の潜在意識だ。」とおっしゃる先生もいました。ま〜これは「潜在意識」の定義の違いでしょうねぇ。

本当か偽物かは別にして、無意識のことに「氣づいていく」と、世界の見方が変わり世界の有り様も違っていくのは確かですから、試してみる価値はあります。

話は変わりますが、東洋医学は氣の医学と呼ばれます。まず「氣ありき」です。

当然ながら、人のからだの見方、病いの見方も違います。
望・聞・問・切の四診は、数値ではありません。五感をフルに使って注意深く観ます。数値ではないので、そこには氣配、雰囲気の様なものも自然と含まれてきます。

数値には表れないから無きものとする、そういう世界もあるでしょう。

けれど、数値には表れないけれど在るものをみる、そういう世界もあるのです。

どちらが正解って問題でもありません。ただ世界の有り様が違うだけ。

違う世界で見た、あなたの症状、あなたのからだ、あなたの有り様は、全く新しい像として立ち現れてくるかもしれません。

 

いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。

 

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