広辞苑を見たら、思いのほか鍼に関係する言葉がいろいろ載っていて、しばし楽しみました。
経絡:①漢方医学で気血が人体をめぐり流れる経路。手足より発するものおのおの三陰三陽の十二経絡と腹背の正中線を走る二つの経路を合わせて十四経路といい、これに付属して361の経穴があって全身に分布。血管系・リンパ系・神経系とは別の特異な循環・反応体系とされる。
経穴:灸を点じ鍼を打つべき身体の箇所。全身に数百ヶ所あり、経絡の要所に当たり、病気の診断と治療の対象点とされる。つぼ。
驚いたのは「腎虚」が載っていたこと。
腎虚:漢方で、腎気(精力)欠乏に起因する病症の総称。俗に房事過度のためにおこる衰弱症を指す。陰虚。火動。
結構ちゃんとしてますね。って当たり前か。
試しに肝虚、脾虚、肺虚など探してみたら、さすがに載っていませんでした。腎虚という言葉、かなり知られているのでしょうか…
こんなのも載ってました。『霊枢』営衛生会篇第十八の一文が引用されてます。
三焦:六腑の一つ。上中下に分かれ、消化吸収および大小便の排泄をつかさどる。その実態は概念的なもので、無形有用(形がなく働きがある)ものとされ、「黄帝内経霊枢」に「上焦如霧、中焦如薀、下焦如漬」とあり、また上焦は胸中に、中焦は腹部で臍の上に、下焦は臍の下に位置するという。三膲。みのわた。
広辞苑掲載はどのように選定されるのですかね?
第六版から10年ぶりの改定、一大プロジェクトですね!www.itmedia.co.jp
そう、原発担当のお名前が掲載されていましたね。「初」だったんですね。これもご時世ですね…
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