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はり灸 一香堂@神楽坂の路地裏

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シュタイナーと東洋思想

先日、月一の漢方方剤学講座のとき。
肝と肺の重要性の話が出ました。ま〜、肝・心・脾・肺・腎、五臓みんな大事ですが、ね。

東洋医学をご存知の方にはお馴染みですが、五行ってやつがありまして。
いろいろなものを木・火・土・金・水の五大物質に分類して、その性質や関係性を理解する思想です。

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こんな感じで分類してます。人のからだも然り。

このリストにはありませんが、五神(魂・神・意・魄・志)というのがあり、それぞれ五臓の中におさまっています。
ここで取り上げるのは人体の神で、生命活動を支配・統制している氣と考えられています。広義の神は姿形・顔色・眼光・語声・肢体の動きなど生命活動の外的表現を指し、狭義の神では精神・意識・思惟・記憶などを指しています。

話は先日の講座に戻ります。

話に上った肝と肺に関係がある神は「魂」と「魄」です。
この魂・魄の関係もまた面白く、魂は陽のたましい、魄は陰のたましいです(何でも陰陽に分けるので、たましいにも陰陽がある)
死ぬと、魂は頭から体外に抜けていき(陽だから⬆️)、魄は肛門から抜けて行きます(陰だから⬇️。なので古典では肛門を魄門と呼ぶ)。

ここまでは教科書的知識なので、お馴染みの方にはお馴染みですが。

ここでいきなり、シュタイナーが登場!
シュタイナーは東洋の古典も読んでいて、「魂」をエーテル体、「魄」をアストラル体と言ったそうな。

これを聞いて、私のテンションは急上昇⤴️シュタイナーも、黄帝内経とか読んでたのかしら?!

なぜテンション上がったかというと、シュタイナーの本が今手元にあるのです。
一香堂が利用させてもらっている神楽坂サンクチュアリ*「間」Persimmonのシェア仲間、良子さんが「シュタイナーの内臓の考え方が東洋っぽいから、ご興味あれば・・・」と言って、先月貸してくれました。

体と意識をつなぐ四つの臓器

当初斜め読みだったこちらの本、俄然読むモチベーションが上がりました! じっくり読もうと思います。

意図せずとも宇宙はつながっていますね!

 

いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。

 

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