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はり灸 一香堂@神楽坂の路地裏

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鍼灸でいのち磨きのお手伝いしています@神楽坂の路地裏

「鍼師は早死する」と言われました

昨日、あるイベントで指圧を体験しました。

そういえば、指圧は初めてかも。指圧、といえば、あの浪越徳治郎先生に教わったという先生でした。

私はあん摩が苦手なので、内心ビクビクしていたのですが、氣持ちよかったです。

一番最後に指圧体験させていただいたのですが、そのとき指圧師の先生(ご自身も81歳)が「指圧師は長生きだけど、鍼師は早く死ぬ」とおっしゃったのでした。

えっ?!

「私、鍼やっているんですが…」と私が言ったら、

「指圧師は押している(指圧している、の意)と血行が良くなるから、元気になる。鍼師はそうならないでしょ。神経だけ使っているから」と先生がおっしゃいました。

う〜ん、言わんとしていることがわからない…でもないのですが〜。

「神経だけを使って」鍼しているわけでもないしな〜。

控えめに(どこが、だ?)「鍼している方も元氣になりますよ。氣が巡るので」と答えたところ、

「氣は巡るかもしれないけど、血行は違うでしょ。あなたも鍼師なら、からだに氣をつけて」と、呪いのような言葉をかけられてしまいました。

「呪い」と書きましたが・・・脅し、 いや…

正しくは「心配」してくださったのです。⬅️はい、これが正解です。

はい、それはもう、重重承知しております。「医者の不養生」とかよく言われるやつですよね?

だがしかし🍘(←これはせんべい)・・・ですね。

早死の鍼灸師もいるでしょうが、70、80代でも治療されている先生を知っている身としては同意できかねるところ多々あり、「ちげーだろ」と思い

ました・・・。が、

指圧師の先生は自分の親より上だし、あの場で「70、80代の現役の鍼師の先生、たくさんいますよ!」と必死こいて反論する氣にはならず。

「そうですね。氣をつけます!」と収めました(う〜ん、大人だw)。

しかし、…あの確信はいったいどこから湧いて来ているのでしょうか?
強調しますが、先生が悪意をお持ちでないのは確信します。立派な指圧師です。なんて私に言われてもね・・・て感じなんでしょうけど(笑)

指圧師(あん摩師も含む?)の世界では常識なのでしょうか?
もしや、鍼灸師界でも常識?!、なのかしら。

柳谷素霊先生は52歳で亡くなられたので、「早死だった」と言われるかもしれません。

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素霊先生の影響なのでしょうか??

わかりません…

どなたかご存知でしたら、教えてください。 

もし私が明日死んだら、あの言葉を聞いていた方たちは、きっとこう言うんでしょうね〜。
「やっぱり、鍼師は早死するらしいわよ」 

・・・っと、そこまで若くないか。

ま、長生きするために、生きているわけでもなし。

・・・・

ハハ!ちょっとブラック、かな? 

今日の締めはブラックでしたが・・・白黒とりまぜて構成されておりますので、ご安心ください(笑)

 

いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。

 

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2018年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
毎日届くエドガー・ケイシーのリーディング。
本日1月1日の言葉はこちらでした。

*******
外見は色あせる。しかし、生命の美しさ、人間性の美しさは、自己のパーソナリティを通して輝き、色あせることのない美を与える。

For the external fades, but that beauty of life, of individuality shining through that personality of self, gives the beauty that fades not.
(2071-2)
*******

今年もはり灸 一香堂は、色あせることのない皆さまの「生命の美しさ」がますます輝くお助けになるよう精進いたします。

幸せ感いっぱいの一年を創り上げていきましょう!

 

今年もいのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。

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毒素排出スープ作りました

京都で統合医療をご提供されている堀田忠弘先生の著書『体と心から毒を消す技術』に掲載されていた毒素排出スープを作りました。

体と心から毒を消す技術 (医師がすすめる一生健康でいるための秘策)

体と心から毒を消す技術 (医師がすすめる一生健康でいるための秘策)

 

こんな感じ。きれいな黄金色✨です。
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作り方と飲み方はこちら。

[ 材料 ]●タマネギの皮…1個分(1.2g) ●マイタケ…13g ●パセリ…6g ●ゴボウ…40g ●ショウガ…6g ●自然塩…0.5g ●水…2L昆布 
※分量は、野菜は無農薬で栽培されたものなら皮ごと、そうでなければ皮をむいた量。

 

① 野菜は流水でよく洗い、マイタケ、パセリ、タマネギの皮は、酢水(水2リットルに対して純米酢大さじ4杯)を20分以上漬けてから、水ですすぐ。

② ゴボウとショウガは、皮をむいて、コンブを入れた水で5分間下ゆでします。
※無農薬の野菜であれば、①②は省略してもいい。

③ 鍋に水を入れて、食べやすい大きさに切った食材を加えて沸騰させる。とろ火で20分ほど煮込んで、材料が軟らかくなったら、塩で味をつけてできあがり。 

④ 最初の3日間はカップ1/2〜1杯(100〜200ml)を、朝食と夕食の食前に飲む。具はタマネギの皮とコンブだけ捨てて、ほかはスープといっしょに食べる。4日目以降は、1週間に1〜2度、1日1回飲む程度でOK 。

飲んで2日めなので、効果のほどはまだわかりません…が。

作り方は簡単、味はおいしいので、続けやすそうです。

材料のバランスが肝だということなので、目分量ではなく、ちゃんと計って作ることが大切だとのこと。

巷には「〇〇は健康に良い」とか「XX食べたら治った!」とか、何を食べたらいいかという情報が溢れています。

確かに、からだに取り入れるものは大事です。"You are what you eat."ですからね(なぜか英語)。

でも、農薬や添加物テンコ盛りの現在、「からだに良い」とされる食物の名前だけを取り上げてもどうなんでしょう?

どのように育てられたか?どのように作られたか? を見ずに、ね。

例えば、私の親は今、血糖値が氣になっています。
医者に、低GI値の食品を食べたほうがいい、と言われました。

GI値の表を見たところ、普段の主食、白米が88。対して、ライ麦パンは55、全粒粉パンは50と低い。
だから、ご飯を食べる代わりに、スーパーで買った「ライ麦入り」「全粒粉入り」食パンを食べていました。
彼らが「ライ麦パン」「全粒粉パン」と思って食べているのは、どう見ても普通の食パン(GI値 95)に、ライ麦や全粒粉が(おそらく)申し訳程度に入っているもの(含有比率は書いていなかったので、あくまでも想像です)。原材料を見れば、どう転んでも「無添加」とは呼べない代物でした。
これじゃ、普通の白米の方が全然、良いでしょう。

GI値下げるつもりで買った食パン、却ってGI値上げている結果になっている!?

「これは普通の食パンとそんなに変わんないよ。全粒粉が混じっている程度だよ。添加物も入ってるし。これだったら、普通のご飯の方がいいよ」と母親に言ったところ、「あらそうなの?でも、ここに『全粒粉』って買いてあるよ」と曰った。

別に●マザ△パンが悪いって訳ではありません。食べたい人は食べてもいいと思う。

でも、健康のために●マザ△のパンをわざわざ買うって!
絶句しました…

「無知」にもほどがあるでしょ!

全粒粉入りとは書いてあっても、これは「全粒粉パン」とは違うこと。
原材料表示を指して、いろいろ添加物が入っていること。
等々を話しましたが、本当に理解したかどうかは確信が持てません…

ま、人の思いには力があるので、「これは体にいいんだ!!」と思い込んで食べていれば、その食物の波動も変わり組成も変わっていた。

…という可能性がゼロ、とも言えませんけど。

話ずれました。

堀田先生が著書に書かれているように、今や「健康のため何を食べたらいいか」より「何を入れないか」「何を避けるか」が大事です。

いくら避けていてもゼロということはありませんから、毒素を取り込んだとしてもそれを排出する、排毒力・解毒力が大事です。「デトックス」です。

排毒のオススメは断食です。

…けど、かなりの確率で「いいとは思うけど無理」と返されます。

ご紹介しましたスープ、なんたって「毒素排出スープ」(または解毒スープとも)と名付けられています。

お試しいただく価値、ありそうです!

鍼灸でも氣血の流れを良くして、排毒力を上げましょう⤴︎⤴︎

 

いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。

 

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スキンタッチは忙しいママの味方です

先日、生活クラブ主催の親子スキンタッチ教室で講師をさせていただきました。

7組8名のお子さまが参加してくれました。しかも!0歳の赤ちゃんから9歳の小学生までという幅広い年代の子どもたち!!

個人宅でしたので、リラックスした雰囲気でのお教室でした。

身近なもので簡単にできるスキンタッチ、みなさん氣に入っていただけたようです。

スキンタッチ教室が一通り終了したところで、ママたちの体調をお聞きして、パイオネックスを体験していただきました。肩こり、腰痛の方がほどんどですね。

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 「主人にもやってもらえたら、子どもとの良いスキンシップになるかも」というようなご感想がありました。

ご夫婦で参加するスキンタッチ教室、いいですね〜。

ママでない私ですが、生活クラブのご縁で何度かスキンタッチ教室ができました。ありがたいことです!

スキンタッチにご興味がありましたら、こちらをご覧ください。東京近辺の教室の予定が掲載されています。

kokucheese.com

スキンタッチは忙しいママの味方です。ぜひご活用を!!

 

いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。

 

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どのようにして「一香堂」になったか

「はり灸 一香堂」の名前の由来、そういえば書いていない・・・

ということで、今回書きます。

当初は、違う名前を考えていました。

以前、「エデ」という名前で、アロマトリートメントをやっていたので、それをそのまま使おうかと。

「エデ」はカタカナなので、鍼灸っぽく(笑)漢字表記にしよう!と、色々いろいろイロイロ考えました。

・・・だけど、う〜ん、どれも画数がいま一歩。

「エデ」漢字表記は諦めました。

当初の「エデ」案ボツ以降、一から「どうしよう?」と考え始めました。

安直に、自分の名前を入れたらいいんじゃない?と思い、今度は「香」つながりであれやこれやと捏ねくり回しました。

そして出てきたのが「一香堂」。

それから、この漢字をどう読むか?、考え始めました。

普通に読んだら「いっこうどう」。

・・・なんか、お香のお店っぽい、ということで、この読み方は却下。

漢字辞典片手にあれやこれや(どうも、あれやこれやが好きらしい 笑)。

思いついたのは、「ひと」という音を入れたい、ということ。

“ひと”は「霊止」とも書く、と聞いたことがありました。
「霊を止める」って、からだを「肉体」だけとは捉えていない東洋医学の考えにも通じるし、「肉体は魂の神殿である」という私の思いも顕してくれる。

“ひと”は「一十」とも書く。一から十、全てを網羅する、というのは、「全ては自分のなかにある」という概念ともつながる。

若干発音しにくいが、やっぱり「ひと」は外せない。

そこから浮かんできた「ひとかど(一廉)の人物」という言葉。

「一廉の人になりたい」という野心はありませんが、あやかるのもよろしいんじゃないかと…

そんでもって、患者さんたちも「ひとかど」の方になっていただきたい!という余計なお世話も、多少ありつつ(笑)

かくして、「一香堂(ひとかどう)」は生まれました。

そして、このブログも「hitokadohノヒト」なわけです。

こんな風に生まれました「はり灸 一香堂」を今後ともよろしくお願いいたします。

「別に、一廉の人物なんてなりたくね〜やぃ!」って方も、ぜひどうぞ!

 

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新しい灸用線香

鍼灸学校の先輩にある鍼灸勉強会でお会いしたときに、教えていただきました。

駒村清明堂の、杉線香です。
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水車で作っているそうです。製造過程は⬇️をご覧ください。
杉が日本を救う/第5回 「『杉線香』で日本の杉に感謝しよう」

お灸に火をつけるときに線香を使います。

今使っているのが残り少なくなってきたので、何かいいのがないのか探していました。

無煙もしくは煙の少ないタイプにしようか…とも思っていたのですが。
最近、原料に含まれている添加物のことが氣になって、躊躇していました。

駒村さんのお線香は杉100%です。糊やつなぎの類は一切入れず、100年前!と同じ製法で作られています。

今までは、一般の線香より太い灸用線香を使っていました。

普通の線香をお灸で使う場合、細すぎてすぐ折れてしまうのが難点です。

こちらの杉水車線香、灸用に比べると細い(太さ約2mm)ですが、しっかりとしていて折れにくいです(原料のせいでしょうか?)。

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煙は、普通に立ちます。けど、添加物が入った煙とは違いますよね。

こちらに紹介されている、煙にまつわる意外な話(強調は引用者付与)

さらにもっと驚いた意外な話がある。
最後に「いま喉をいためているお坊さんが多いんですよ」とおっしゃった。なぜなら大量生産されている市販の安い線香

には様々の添加物ぜられているからだとか。特に東南アジア産の線香は問題があるとおっしゃる。確かに、お坊さんは毎日読経するたびに線香を炊いて、毎日線香の煙を吸っているはずだ。線香の煙に含まれた添加物成分を1年間も吸えば喉も痛もう。そうして、喉を痛めて最後に線香が原因だと気づいたお坊さんが、本物の線香を求めてたどり着くのがここだそうだ。

これも、ある種の副流煙問題ですね。

香りはもちろん、木の香り。杉100%ですから!
白檀や沈香など香木の香しさとは異なりますが、素朴なアロマです。

お灸で使用するときは、艾(もぐさ)の匂いの方が強いのであまりわからないかもしれませんが、杉線香の香りもお楽しみください。


天然水と水車で作った杉線香

この職人魂、あやかりたい!

 

いのち磨きのお手伝いいたします、一香堂より。

 

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『寝てもとれない疲れをとる本』読みました

中根一著『寝てもとれない疲れをとる本』を読みました。

数多くのトップエグゼクティブやトップクリエイターの「お抱え鍼灸師」の先生が書かれた健康本です。

東洋医学鍼灸初心者にもわかりやすく、東洋医学の特徴がまとめてある内容です。

「体質&疲労タイプ」を見極める特製チャートで自分のタイプをチェックして、自分の体の個性に合ったケア方法をお試ししてみては?

タイプに「心」がないのは、経絡治療の特徴のせいですかね…中根先生は経絡治療学会理事ですし。経絡治療では「心に虚無し」と主張され、心虚証はないことになってますから。

・・・と、ちょっと鍼灸業界人っぽく書いてみた(笑)
ちなみに、私は経絡治療学会には所属していません。

中根先生が書かれている健康観とか、巷の健康法を鵜呑みにせず、自分の感覚(本では「フィールグッド」と表現されています)を大事にするように、など、私が普段患者さんにお伝えしている内容と共通しています。

今度から、推薦図書として紹介しようかな。

東洋医学の健康法を日常に取り入れてみようかな?と考えていらっしゃる方、必読です!

こちらの本によると、アメリカではすでに、陸・海・空・海兵隊を含む全軍で、鍼灸を正式導入しているそうです。

アメリカに比べると、日本ではまだ「民間療法」的な扱いでしょうか?それが悪いわけではありませんが…

「医学といえば、聞くまでもなく、西洋医学」という現状から、「東洋と西洋、どっちの医学?」と普通に尋ねられるようになるといいですね。

 

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