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はり灸 一香堂@神楽坂・西荻窪

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鍼灸でいのち磨きのお手伝いしています@神楽坂・西荻

鍼で宇宙の気を伝えよう

前回書きました松田博公先生インタビューの後編がリリース。

haritohito.jp

後半の、「黄帝台経」の読み解きは、かなりワクワクします。

宇宙論のくだりは松田ワールド炸裂で、心踊ります。

松田先生:
宇宙の気を受けて自分が元気になる。
そして、自分を媒介に宇宙の気を伝えて、患者さんや社会、環境を癒やしていく。
そういう「宇宙の中に生きている鍼灸師」というイメージを描けないかな。

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松田先生:
自分ひとりだけが癒される、なんてことはないのね。
「ひとと共に健康を回復する」「地球と共に健康を回復する」ことなしに、ほんとうの癒しなどない。
だから、現代医療の考え方の中で患者は孤独だし、鍼灸師も孤立している。
でも、鍼灸師が宇宙から気を受けていると寂しくない。
そして、そういう鍼灸師と付き合っていると、患者さんも孤独じゃなくなるわけよ。

 松田先生が書かれたこちらも、おすすめです。
drive.google.com

「天と地が気を合わせて生まれるもの、それを名づけてひとという。ひとが春夏秋冬、 四時の気に順応して生きれば、天地は父母として慈しんでくれる。万物を知り治める者、 それを天子(宇宙の子)という。天地が生み出した万物のなかで、ひとより貴いものは ない」(『素問』宝命全形論篇) 

黄帝内経』の核心を「養生論」と解釈する通説がある。しかし、『黄帝内経』のさまざまな教えはすべて、「ひとは宇宙の子である。ひとと宇宙は一体だから、宇宙の運行のリズムに従って生きるべきである」という一つの教えから出ている。「宇宙のリズムと共に生き、死ぬ」。 

私たちが「宇宙の子」であると体感するような鍼、目指します。←うわー、言っちゃったよ!

 

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「科学に認めてもらおうなんてのは、志が低すぎるよね」にシビれた

松田博公先生のインタビュー。

haritohito.jp

鍼灸関係の著書に、『鍼灸の挑戦―自然治癒力を生かす (岩波新書)』、『日本鍼灸へのまなざし』があります。

鍼灸の挑戦』は、「鍼灸ってすごい!」「鍼灸って面白い!」とワクワクしながら読んだのを覚えています。

インタビューで松田先生がおっしゃっているとおり、まさしく「鍼灸師列伝」!!

松田先生:
この本を読んで鍼灸師になろうとした人もいると思うんだよね。」
「だから、大変な誤解を与えてしまったかもしれない(笑)。そして、実際に道を間違えた人もいると思うんだよね。」

これウケた!松田先生、おもしろ〜〜い!!

日本鍼灸へのまなざし』は、「日本の鍼灸やばいんでない?」 と思い、少々くらーい気持ちになりましたね。
鍼灸業界の問題が、業界特有というより社会問題に通じるところがあり、集団としての「ふるまい」の特徴がここにも出ている…って感じ。

鍼灸の科学化のこともお話しされ、柳谷素霊先生の言葉を引用されています。

松田先生:
柳谷素霊は昭和25年に『鍼灸医術に於ける古典の科学性に就いて』でこう言っている。
「もっと科学が進んで、量子力学的な見方が出はしないか、電磁場的な説明がなされる日がありはしないかを私は夢見ている。そのようになったときの鍼は、進んだ鍼の科学として新しい意義のもとに扱われるであろう。ということは、いわゆる『名人芸』とか『勘』とか『コツ』とかいわれ、標識されていた『技術』が自覚されて『科学』になることを秘めているのである」ってね。 

昭和25年に、すでにこんなことを言っている!!素霊先生の「先見の明」っぷりが光ってます。

そして、前編の、松田先生の締めの言葉にシビれた私でした。

科学に認めてもらおうなんてのは、志が低すぎるよね。
むしろ、古代から継承された伝統医療である鍼灸術には、現代の科学や生命観、社会観を変革して、新しい科学、医学を創り出せる可能性さえ宿っているんだよね。

近日公開の後編が待ち遠しいです。ハリトヒト、チェックします。

 

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鍼にもあるよ、合縁奇縁

鍼灸と一口に言っても、施術家によって千差万別です。

鍼を一本しか打たない。

全身ハリネズミ状態になるような、多くの鍼を打つ。

深さ1ミリの浅い鍼。骨に達するまで刺す鍼。

10〜15分で終わるのもあれば、1時間以上かかるのもあります。

どれも、鍼灸です。

ある時「10年以上鍼を受けてますから、よくわかっています」という患者さんがお見えになりました。
私が「始めに脈をみせていただけますか?」と言ったところ、「え?なんで脈?」と驚かれました。今まで脈を見られたことがなかったそうです。

脈を見ても見なくても、鍼であることに変わりはありません。

やり方が違うだけ。

こちらが良くてあちらが悪い、というのでもなく、どれも良いのです。

なぜなら、人のからだは違っているし、生活環境も違っているから。

今も昔も、選ぶ基準は口コミっていうのが多いでしょう。

しかし、口コミも、参考程度でしかありません。

ある人が絶賛していたものが、自分にとっては「?」ということ、起こり得ます。
逆もまた然り。

あなたはその人ではなく、そして、その人はあなたではないからです。

合う合わない問題は、やっぱりあります。

そこは人対人なので、自分に合った「出会い」があるかどうか、という…

「縁」としか言えないものですよね〜。

偶然「合縁奇縁」という言葉をみたので、鍼に絡めて思いついたことを綴りました。
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体の使い方も養生法です

「どんなときに鍼灸受けますか?」という問いに、一番馴染みがある答えはおそらく、「肩こり」「腰痛」でしょう。

腰痛がお悩みの方に、こう聞きます。
「どういうときに、腰痛を(強く)感じますか?」

答えは、いろいろあります。

その中で、「これは果たして『腰痛』なのだろうか?」と、以前から疑問に思っているものがあります。

それは、
「ずっと座りっぱなしのとき、腰が痛くなります」
という答え。

腰が痛くなるので「腰痛」。確かに、間違いではありません。

しかし…

ずっと座っていて、腰が痛くなるのは、生理現象とも言えます。

唐突ですが・・・人間は、動物です。
人のからだは、動かすようにできています。
じっと動かない状態に適した構造ではありません。

だから、長時間同じ姿勢に固定すると、不具合が起こるのは、自然なことでもあります。

ずっと座っていて腰が痛くなるのは、「そろそろ動いてくれないとやばいっすよ!」という身体からの声です。

痛くなる前に、サインは来ているはずなのですけどね(神経系統に障害がある場合は別です)

解決策として、定期的に鍼灸を受けて巡りのいいからだを保つことも、その一つです。

その解決策の効果を最大化するために、とてもパワフルな方法があります。

生活の中に、あなた自身ができる改善方法を取り入れることです。セルフケア、養生法と呼んでもいいです。

「改善方法」と書きましたが、簡単なことでOKです。

例えば、
朝目覚めたら思いっきり伸びをする、
しっかりあくびをする、
通勤時間の5分くらい、自分の呼吸に意識を向ける、等々。

無意識にやっていることを、も一度、意識してやってみる。
それだけで、有効なエクササイズになりますよ。

自分なりの有効なエクササイズを見つけるためにも、参考書をご紹介いたします。
体の使い方について、こちらの本↓おすすめです。

40歳からの不調がみるみる良くなる体の使い方

40歳からの不調がみるみる良くなる体の使い方

 

最近、古武術のからだの使い方に興味があり、その影響で読みました。

著者は、古武術介護を提唱されている岡田慎一郎氏です。
shinichiro-okada.com

筋トレ至上主義、とは全く違った世界です。

からだを力で動かそうとするのではなく、構造や体重移動を利用したからだの「さばき方」が学べます。

からだに負担をかけない動き方は、けがをしづらい身体につながりますし、慢性症状の予防にもなります。

肩こり、四十肩、五十肩が心配な方、肩甲骨から腕を動かしましょう。

腰痛い方、骨盤ー腰骨を真っ直ぐにして、股関節から動きましょう。

長時間座る方は、股関節をリラックスさせることを意識しましょう。
いろんな姿勢を取ることがおすすめです。骨盤ー腰骨がまっすぐであれば、足組んでも、のけぞり気味でもOKだそうです!
「正しい姿勢を保つ」「同じ姿勢で固める」なんですよね。

こちらの本に、「憂鬱になる」ときの正しい動作の一つとして、「接触情報を与える」というのがありました。

接触情報の一つとして、鍼灸やアロマトリートメントもご利用ください。

 

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大いにときめいて生きましょう!

ホリスティック医療」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、帯津良一先生です。

代替医療、補完医療の分野に興味を持ったのは、2001、2年ごろと記憶しています。
過労で弱っていた時に引いた風邪がきっかけで、薬疹と40度の高熱になり肝機能も弱っていたため人生初の “入院” ってやつを経験して、数年経ったころでしょうか。

その頃、代替医療の本もいろいろ読みました。

そんな中で、代替療法を積極的に取り入れたがん治療をしている帯津先生を知りました。

帯津先生の病院はこちらです。
www.obitsusankei.or.jp

当時全盛で数多くあったアロマセラピースクールの中から選んだ学校は、その帯津先生が顧問だったから。ミーハー??

その学校の卒業式には「生」帯津先生がお話をされ、その後の謝恩会では、ほんの二言、三言、直接お話できたことにとても嬉しく興奮したことを、今でも覚えています。
当時も、ツヤツヤしたお顔でとても幸せそうに、大好きなお酒とモンゴルのことお話されていましたね〜。お話聞いているだけで、「大好き」感が伝わりました。

先日、久しぶりに、帯津先生の本を読みました。

「健康」に振りまわされない生き方

「健康」に振りまわされない生き方

 

題名がいいですね!『「健康」に振りまわされない生き方』。
副題は「治る力・癒す力・生きる力を高める」。

帯津流養生本、です。

病気にならないこと(「守りの養生」)だけにとらわれるのではなく、内なる生命力を日々高め続ける、より積極的な「攻めの養生」で生きましょう、とご提案。

病気にならないため、健康に気をつけることは大切です。

しかし・・・それが生きるということでしょうか?

そう、人間は「からだ」だけで生きているわけではないのです。

帯津先生は、長い間のがん治療の現場経験から、問題は心のときめきである心のときめきこそ、免疫力や自然治癒力を高める最大の要因であると、結論づけています。

そして、先生曰く「この世は生命場のエネルギーを高めつづけていく修行の場と考えて、困難を乗り越え、大いにときめいていけばよいのである。

ときめきは大きな力になり、時として「奇跡」と呼ばれるものを起こします。 

こういうことはあまり書きたくないけれど・・・

友人の知り合いで、がん(何のがんだったかは聞いていません)が見つかった方がいて、手術することになっていたのですが…
手術前に、大好きな嵐のコンサートに初めて行って、めちゃくちゃ楽しくて幸せいっぱいな時間を過ごしたら、そのがんがなくなっていた、そうです。

すごいな、嵐…  

って話ではなく(あ、確かに嵐は偉大なアイドルですが)

ときめきがその方の生命場エネルギーを最高値まで高めた、結果なのでしょうね…

皆さん、大いにときめいて生きましょう!! 

 

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むくみ解消はタオパッチ効果でしょうか?

定期的に鍼灸を受けていらっしゃる方(Yさん)が、タオパッチを使い始めました。

こちらのブログ↓の下の方に書いてありますが、きっかけは頸椎ヘルニアです。

hitokadoh.hatenablog.com

タオパッチを装着し始めたのは、5月10日夜から。

当日、動作痛はまだ残っていて、首はゆっくり動かすようにしている状態でした。
タオパッチに関して簡単に説明した後、体験会でもやっているバランス実験を。実験では、タオパッチを装着すると、明らかに身体のバランスが整うのをわかりました。

装着直後、劇的な痛みの消失はありませんでしたが、何か軽くなったような体感があったご様子。首を動かしながら「なんか違う」と繰り返していらっしゃいました。

一週間後の5月17日鍼灸でご来院され、様子を聞いてみると、

  • むくみが減った、
  • 昔傷めた両肘が痛んだ。

首の話が出てこないので尋ねてみると、「あ、首は調子いいよ〜」とあっさり(^_^;)

タオパッチインストラクターのトーマスさんも言っていましたが、「痛みがなくなると、痛かった所のことを忘れる」のですよね〜。

こういう場面に遭遇すると、「痛みってメッセージなんだな〜」としみじみ思うわけです。連絡(=痛み)ないから忘れてた・・・ていう感じでしょうか。

ま、「忘れる」ということも治癒の一環なので、悪いことではありません。

「からだからの連絡は痛みだけじゃない」ことを、私たちが認識する方が大事ですね。

「昔の傷が痛む」ということは、タオパッチ利用者の「あるある」現象です。ちなみに、鍼灸でも「あるある」現象です。

痛みの強さや期間については、
「急にものすごく痛くなって大丈夫かな?と思っていたら、翌朝痛みが抜けた」とか、
「2〜3日古傷が痛んだ」など個人差があります。

Yさんの場合、「古傷の痛み」は数日でなくなりその後再発はしていない、とのこと。

タオパッチ装着してまだ1週間のリバランス期間で、古傷の痛みが出たことに、個人的には驚きました!
Yさんにとっては「新しめ」の古傷でしたので、治癒が順方向に進んでいるかと。

その後、6月21日に鍼灸でご来院。

開口一番「足が違う!むくまなくなった!!」

見ると、足首がキュッとしまって、ふくらはぎのボテっとした感じがなく、筋肉の存在が感じられます。確かに、今までの「夜の足」とは違いました。

「これってタオパッチのせいかな?」

よく話を伺うと、運動を始めた、とか、歩くのが増えた、とか、運動量の大きな変化はありませんでした。
それより「アイスコーヒーをガブ飲みしている」と、からだにとってはマイナス情報があったりして。そこは「ガブ飲みはやめてください」とお願いしました。

「足の太さを測っておいたらよかったな〜」という考えが少し頭をかすめましたが…

Yさんが「毎日足を見るのが楽しみ〜」とあまりに嬉しそうに語られるもので。
そこに数字以上のものを感じ、私も嬉しく感じ「ま、いいか〜」と 笑

また、6月初めくらいに、古傷の痛みが出たそうです。
前回とは「別の」古傷です。
ご想像どおり「前回のより古い」古傷です。はい、古傷をたくさんお持ちの方なので。

今回のYさんの「足のむくみがなくなった」というご報告は、個人的にはとても興味深いです。
「タオパッチが全身の循環にも影響を与えている」、わかりやすいケースだと思いました。

今後の変化を引き続き、観察していきます。

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注:タオパッチは、日本では指圧代用器として販売されています。むくみ解消のツールではありませんので、ご注意ください。

追記:Yさん、テープかぶれがあるので、お腹には超低刺激のテープを使っているそうです。
やっぱり、デフォルトで付けているテープ変えたほうがいいかな〜。
でも、透明の超低刺激テープってないんですよね…なんとなく、首の後ろに貼るテープは透明の方がいい、と思っているので。
悩ましいところです…

《お知らせ》
タオパッチ体験会は毎月第3金曜に開催中!
次回は7月19日(金)。お申込・お問合せはこちらへ。

 

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回想法は認知症に効くの?

前回、回想法について少し触れました。

hitokadoh.hatenablog.com

いろいろ貼ったリンクが「読み物」性が強いものばかりだったな〜、と思い、ま、それはそれでわかりやすくて良いのですが

今回は、読んでもウキウキしづらい「論文」に、回想法について書かれたものがないか、漁ってみました。

ざっと見た中で興味がそそられたものを、いくつか挙げておきます。

1.  コミュニケーションを通した認知症のアセスメント

高齢者施設におけるコミュニケーションの問題点も指摘されている。
施設職員は利用者との会話が少ない。理由として、業務量が多すぎることと、もう一つの理由が「あるある」で興味深い。

福祉現場では 忙しく動き回って作業しているように見えることに価値が置かれる文化が存在することが挙げられる。この文化の中では,「doing」,すなわち身体介助やベッドシーツの交換,清掃といった体を動かし忙しく動き回る作業こそが仕事であり(Scott-Findlay & Golden-Biddle, 2005),例えば ソファに座って利用者と会話をしていると「あの職員は仕事をさぼっている」とみなされてしまいやすい。 

コミュニケーションの重要性も認知されてきてはいるが、

人材不足に加え多くの業務に追われる福祉現場において会話をするだけの時間を作るというのは,現実的に難しい面もあるかもしれない。 

 "Elderspeak"という言葉を初めて知ったが、これは、10年以上前にデイケアセンターのボランティアでアロマトリートメントをしていた当時、私も感じていたこと。「善意あるエイジズム」の言葉にとても納得。「善意」ゆえに自覚が難しく、無意識に私もやっている可能性は大。

Elderspeakとは,高齢者に対して乳幼児に話しかけるような大げさな抑揚や高い音程,過剰な復唱,ゆっくりとした口調や極めて短い文法などが用いられるコミュニケーションのことを言う(Caporael, 1981; Kem- per, 1994; Wlliams, Kemper, & Hummert, 2005)。その背景には高齢者に対する偏見や差別であるエイジズム(ageism)があるが,用いている当の本人はそのことに気づかず良かれと思って行っている場合もあり「善意あるエイジズム」と呼ばれることもある。

2.  在宅高齢者におけるグループ回想法の認知症予防効果

健康な高齢者に対してグループ回想法を実施して、認知症の予防効果について検討した。結果としては、

認知症による予防効果について結論づけることは出来ないが,グループ回想法による介入は病的な認知機能の低下が認められない在宅高齢者の認知機能を改善させる効果をもつ可能性があると考えられた。

本研究の結果からは回想法が地域在住高齢者の認知機能を改善させる効果をもつ可能性が示唆されたものの,統計的には有意ではなかった。

回想法はそれを実践する者の力量によって効果が異なると考えられていることから,既存のマニュアルや方法論に従うだけでなく,実践する者の持ち味を活かして柔軟に取り組むことが望ましいだろう。

簡単にいうと「統計的には有効性は証明できなかった」「個人差がある」ということ。
生きている人相手の場合科学的証明が困難という「あるある」現象。想定内の結果と言える。マニュアルだけじゃ通用しないよ、ってこと。

3.  回想法から見た共想法の考察と連携の可能性

回想法とは異なる「共想法」を大竹美保子氏が提唱。

共想法は、高齢期に低下しやすいとされる「体験記憶」「注意分割」「計画力」の三つの認知機能を自然と活用するような、双方向の活発な会話となるよう支援する手法、だそう。

回想法において重点が置かれるのは「経験」で、思考の時間軸が過去に設定されている。
一方、共想法において重点が置かれるのは「現在の話し手の視点」で、時間軸をできるだけ現在と未来に設定する。

回想法の理解がまだ荒い私にはよくわからない…
詳細は中身を読んでください。

最後は、懐メロの効果。

4.  認知機能が低下傾向にある地域在住高齢者への懐メロを用いた回想法の効果の評価

懐メロを用いた回想法は,認知機能が低下傾向にある地域在住高齢者に対して認知機能の改善と主観的健康感の向上に有効である。また,認知機能の中でも特に遅延再生能力の改善に有効である。

皆さん、健康のためにも、どんどん懐メロ歌いましょう!!

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